東京コンペ@丸ビルほか

後輩が入選とのことで様子見をしてきましたが、丸ビル内の展示は主にトイレへ向かう回廊とちょっとした通路、空きスペースを使った中途半端なもの。特にいくらきれいだとはいえ、トイレへ行き来する人たちの合間をぬって鑑賞するのはけっこう酷です。
映像作品は2台のモニタ(ループ+オンデマンド)で、平面は回廊の壁面で、立体は占有スペースのテラスのようなところと変な切り分けができていたのもつまらなさを助長していた一要因か。点数がそれなりにあったので作品が狭苦しそうにしておりました。
それにしても素人っぽい展示が目立ったのは、手際の悪い事務局のせいなのか、同じコンペでもプロポーサル展などをふまえて入賞を決めるフィリップモリス等との差なのか、単に作家のレヴェルが低いだけなのか。
サテライト会場の富士ビルには1階の大きなフロアが割り当てられていて、大きな作品を中心にゆとりのある展示。環境の差が出すぎです。