nobody

大学生協になかなか入荷されないので、しびれを切らせて青山ブックセンターで『nobody』no.11を購入。まだ安いからいいけど、生協だと組合証提示で1割引なので、1000円2000円を越えてくるとこの差は大きい。
夜想』復刊でペヨトル工房今野氏へのインタビューが興味深い。『nobody』は映画批評が中心だが、最近はこういった雑誌のあり方そのものを問うような企画が目立つ。購買者に媚びない“現代批評”的視点を貫く雑誌をつくり続ける中で、彼らも悩みながらやっているのかも知れない。
実は『nobody』の立ち上げをしたのはかつて参加していたゼミの先輩たちが中心。今となってはお顔を合わせることもほとんどありませんが、やはり応援したいものです。
ただそのゼミもしかり、彼らと自分との間にはほんの少しだけれども決して拭いきれない価値観のズレのようなものがあり、全面的に評価しているというわけでもないのです。
そして今、美術を勉強しているという訳です。