ジブ・コーレン

H-WORKS2004-04-26

A.R.T.(Artist Residency Tokyo)にて明日から始まる展のプレビュー。昨夜A.I.T.(響きが似てるけど別組織)でアーティスト・トークがあったみたいですが、イスラエルのフォト・ジャーナリストだそう。
今回の作品は地雷で両足を失ったひとりの成人男性を撮ったもので、やはり存在しない彼の足について考えてしまいます。しかし画面にはその悲劇だけではなく、むしろ生きる喜びに満ちた様々な物語性を合間見ることができ、ひとりの男性の生きざまを豊かに捉えているという意味ではなんら特別な写真ではありません。ここでは特別な表現でないことが美しいのです。
プレビューということでラップトップ+エレキギターやダンスのコンテンポラリーパフォーマンスもあり、ものすごい人手でした。これもディレクターのジョニー・ウォーカーさんの気さくな人柄あってか。A.R.T.@恵比寿は@代々木のレジデンスアトリエに続いて昨年10月にオープンしたばかり。決して広くはないけど天井が高く2フロアあるのでそれなりにいい雰囲気です。