MoMA ニューヨーク近代美術館展

例のごとくバイト帰りに駆け足での初見。
美術館に入ってしまえばそれなりに楽しめるのですが、ミュージアムコーン(地上入り口)→受付→エレベーター→展望フロア→展覧会と機械的に誘導されるのがそれはもう毎回腹立たしくて、それもシステムに乗せられてる自分なのだからしょうがないなと思いながらもそのシステムが毎回変わってるものだからやっぱり腹が立つ。
いつも展覧会を小分けに見てるものだから森美術館はかれこれ5,6回目くらいかなと思うんだけど、荷物チェックはしょうがないとして最近新たに気づいたあちらさんの気になる対応は以下の通り。
・混雑時の森美会員優先入場について、会員の同伴者であっても非会員は優先入場できなくなった。
・24時迄開館の日でも会員受付の窓口は21時半時まで
・22時以降(?)は帰りのエレベーター乗り場も52F
・またまた森美のクロークが移動、52Fショップ近くに
・53F展覧会のもぎり位置が53F→52Fエスカレーター前に移動
・展望フロアのもぎりが当然52Fでも有効なはずの森美のチケットを認識していない
・草間展にさえぎられていた(?)通路が開放され360度展望復活
・53F展示室の出口となっていた東京タワーの見える絶景スポットは<六本木クロッシング>以後有料撮影スポットのまま
もう言いたいことは分かりますよね?どんなにいい展覧会が中で行われていようとも、その周辺でこれだけ理不尽な思いをさせられるといい加減後味の悪さばかりが残るのです。なんだか自動回転扉の事故が本当に全てを象徴していますが、これでサキサトムの《スラローム》(自動回転扉を使ったビデオ作品)とか展示してくれたらちょっとは見直すのだけど。システム化の弊害について森ビルはもうちょっと考えるべきです。
展覧会のレビューはまたの機会に。80年代から現在までということだけど、思ったより現代作家が多い印象。