ケータイ展

昼間働いて、夜大学に泊り込んでケータイ展の制作を進める日々が続いています。今回の展覧会は、学生時代に研究室でお世話になった室井先生が会長を務めている記号学会の開催に伴う展示です。学会全体のテーマが「ケータイ」つまり携帯電話をめぐるコミュニケーションということで、展覧会は携帯端末とケータイをテーマとしたアート作品の2部構成となっています。
残念ながら自分はケータイアートではなく端末の方の担当なのですが、機械が相手でも文脈を考えながら展示を構成していくのは楽しいものです。ただいかんせん台数が多い上に電源管理・SIMカード(起動に必要)の有無・盗難対策など考慮しなければならないことが多すぎて、出品管理やキャプション制作だけで膨大な作業。。。おまけに海外端末の担当なので情報収集も簡単ではなく、徹夜の日々が続いています。大げさに誰がいつ制作したかわからない、盗難可能なメディアアートを百数十点展示すると言い換えればその大変さが分かっていただけるでしょうか。。。
しかしここ数日は後輩が精力的に手伝ってくれたこともあり、本日朝5時に取りあえずの発送準備を終えることができました。物理的問題として本当にぎりぎりでしたが。特にI藤君・K斐さん・M尾さん・Y田くんには本当に感謝!今日・明日もテキスト構成など残した仕事は山のようにありますが、やっと先が見えてきました。火曜日に京都入り、丸2日かけて設営をして木曜からのオープンです。
<ケータイ図鑑-モバイル進化論>展
http://www.kyoto-seika.ac.jp/fleur/2004/ketai/