映画のシュルレアリスム

なんとシュルレアリスム映画の上映会も大混雑。決してポピュラーでないテーマにも関わらず、美術館企画では希に見る満員御礼だそうです。《原点復帰/中平卓馬》展の時にホンマタカシ撮影のドキュメンタリー上映があり盛況でしたが、今回は講演会を含めて3プログラムとも同じ調子だからたいしたもの。
プログラムの間にルネ・クレール『幕間』(舞台の“幕間”用に制作された)を流してたり、サイレントは本当にサイレントで上映したり、がいい感じでした。それにしても所蔵作品率の多いこと。愛知芸術文化センター越後谷卓司さんの講演会はなんとなく映画史のお勉強みたいな内容でいまいち満足できず。せめてシュルレアリスムにもう少しフォーカスして欲しかった。